事件の概要
中日信用金庫元職員(男性、営業担当、35歳)が、2013年12月から2015年3月にかけて勤務していた藤島支店で、友人との交際費等を捻出するために顧客1先の預金を無断で解約し、計752万円を着服していました。
2022 年 1月 18 日、顧客からの預金残高の照会後の内部調査で判明しました。
被害に遭った顧客には信用金庫がいったん全額弁済した後に、元職員から全額弁済を受けています。
事故者への処分及び刑事告発の有無
当該元職員は、懲戒解雇処分となっています。
警察に相談していると記載がありましたが、正式に刑事告訴されたかについては記事が見当たりませんでした。
被害額、着服の期間、悪質性、弁済がなされたかなどを考慮すると刑事告発はされなかったと予想されます。
コメント
金融機関における不祥事では営業担当や得意先係による着服・横領事件は1番多いケースとなります。
信用金庫の得意先係は基本的に1人で顧客の自宅へ訪問するため、発覚までに長期に渡り着服される懸念があります。
まさに本件は着服期間が1年9か月と長きにわたっており、かつ1先の顧客の預金を無断で解約していた点が特徴的な不祥事件です。
自分のお金を信用金庫に預けたり、解約・新規等を依頼する場合は、しっかりと自分の目で見て確認することを怠ってはいけません。
不審な点があれば、得意先担当者ではなく、支店または信用金庫の本部に直接確認するようにしましょう。