こんにちは、信用金庫の中の人「ひろす」です。
今回のテーマは、私が信用金庫で働いて良いと感じること5選です。
信用金庫に就職や転職を考えている人の参考になればと思います。
メリット5選
収入が安定している
業績の悪い会社はボーナスがでない場合もありますが、信用金庫の給料やボーナスは安定して支給されます。
その理由は、信用金庫の収益源が主に地域顧客への貸出金利や安定した資産運用によって得られており、外部の経済市況や景気変動の影響が比較的少ないからです。
また金融業務は「ストックビジネス」と呼ばれ、仕組みやインフラを作ったことで継続的に収益が得られるビジネスモデルなのです。
ただ、「収入が高い」ではないのでご注意ください。
転居を伴う転勤がない
信用金庫の営業エリアは限られています。
そのため、銀行員のように県外への頻繁な転勤はありません。
持ち家の計画が立てやすくなったり、家族とのつながりも保ちやすいです。
ただ、おおむね3年程度の周期で信用金庫の営業エリア内での異動、つまり配属店の変更があります。
これは横領や着服といった不祥事を起こさないための対策の一環で仕方がありません。
見方を変えれば、嫌な上司でも長くて3年ガマンすればおさらばできるという訳です。
地域の中小企業支援や地元の活性化に貢献できる
信用金庫は地域の経済活動を支え、地域住民の金融ニーズに寄り添った活動をしています。
私は信用金庫で勤続20年を超えましたが、これは大げさな言い方ではありません。
信用金庫の融資は小口多数ではありますが、地味に地域の経済を循環させています。
たしかに信用金庫以外にも都銀、地銀、信用組合、JAといった他金融機関も存在しますが、信用金庫が事業者や個人の方の身近な相談相手であることは間違いありません。
特に最近は創業者への資金面の支援だけでなく、事業計画の策定やフォローアップなど顧客に寄り添った活動ができる点も良いところです。
顧客との距離感が近く、つながりを感じられる
信金の営業係は、定期預金の預け入れや定期積金の集金をするため個人宅を訪問することがあります。
個人事業主の方には、売上の集金等で定期的に訪問します。
法人にも訪問しており、経営者の方と直接面談する機会も多いです。
しんきんは「Face to Face」をキャッチフレーズに掲げており、直接面談する機会を大切にしています。
営業をする場合にも、「信用」を基本に活動しています。
また、信金職員の呼び方として、「〇〇しん」、「〇〇しんきん」など、お客様から親しみをもって呼ばれることも多々あります。
スキルアップのための支援と福利厚生が充実している
信用金庫は地域密着型の金融機関であり、お客様や地域とのつながりを大切にしているだけでなく、従業員の福利厚生にも力を入れています。
- 経験年数に応じた豊富な研修制度があります。
例えば、新入職員研修や、営業職員向けの研修、融資力強化研修、管理者研修など名称はさまざまですが、能力・階層別の各種研修制度でスキルアップが目指せます。
- 資格取得者への報奨金や、資格取得のための費用を金庫が負担してくれる制度が充実しています。
各信用金庫によって資格の種類や金額に違いはありますが、私の信用金庫の場合 中小企業診断士の試験合格者には10万円支給に加え、中小企業大学校の費用も一部負担してます。
社会保険労務士は10万円、銀行業務検定各2級は3万円など様々な支援制度があります。
- 従業員向けの住宅ローンや各種ローンの金利優遇、奨学金の無利子肩代わりや一定年数勤務した場合の奨学金免除などもあります。
地元地域で安定した生活基盤を築くために、信用金庫で働く従業員を支援するための仕組みです。
信用金庫によって制度は違いますので、気になる方は直接信用金庫に確認しておくと良いでしょう。
- 健康経営への取り組みが充実している。
健康面でのサポートも充実しています。
健康診断の実施、検診費用の補助、生活習慣病予防プログラムへの参加支援、家族の医療費助成制度など、万が一の際にも安心して生活できる基盤が整っています。
信用金庫健康保険組合があり、専門カウンセラーによる相談窓口もあります。
- 結婚・出産・育児中などの女性が働きやすい環境が整っている。
最近は結婚・出産・育児中などのライフイベント後も継続して働く女性が多く、女性にとって働きやすい環境が整っています。
また男性も育児休暇を取りやすい環境が整ってきています。
女性の管理職も増加傾向にあり、選択肢の多さが魅力です。
まとめ
信用金庫は安定した経営基盤を持っています。
景気が好調な時期でも大幅な給与の増加は期待できませんが、
一方で不況時にも比較的安定した給与を受け取ることができます。
また営業エリアも限られており、将来設計を立てやすいという点も大きなメリットです。
信用金庫に就職や転職を考えている方の参考になれば幸いです。